上演シナリオあらすじ第4弾ー「明日からを紡ぐ今日にある昨日までを」

「明日からを紡ぐ今日にある昨日までを」

 Inspired by future nova / School Food Punishment Image-Recreating by Saki Uchida 


悪夢のような会議から彼女ー松嶋翠は自分の中の黒いものと、光を見出せない貧弱とも捉えられる自分に辟易していた。

好きで願った「作家」という居場所が、そんな自己否定で足元をがんじがらめにしていき、自由だったはずの自分がいなくなっていることに、そのときの彼女はまだ気づいていない。 

呼吸するように続けてきた創作が、いつしか彼女の首を絞め始めていた、そんなとき。 

一本の電話が、呪縛をゆっくりほどき始める。 


 時を彷徨う蝶は、希望を運んで消えていく。 

T.E.A.-R

2017年11月上演予定のイベント「Time Erase Anything」の情報サイトです。

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